アイゼン

steigeisen(独)

靴に装着するスパイク。クランポンとも呼ばれる。
積雪期の登山やアイスクライミングで利用する。
アイスクライミングで利用されるアイゼンは前爪が縦爪で刺さりが良く、横滑りしにくくなっている。
前爪は1本(モノポイント)・2本(デュアルポイント)のものがあり、両タイプを取り換えられるものや、
角度・長さを調節できるものなどがある。

前爪が横爪のものは縦走向き。
前爪が無いものや爪の数が少ない(6本・4本等)軽アイゼンとも呼ばれ、
通常の登山・縦走で使われる。

ドイツ語の「シュタイクアイゼン ( Steigeisen )」に由来した和製英語。
英語・フランス語の「Crampons」の日本語読みである「クランポン」とも呼ばれることがある。

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アイスボラード

ice bollard

スノーボラードとも言われる。「ボラード」は船を係留するための杭のことである。
アイスクライミングにおける支点確保の方法で、
直径1m程度の円形(もしくは水滴を逆さにした形)に溝を掘って踏み固め、
メインロープをかけてアンカーにする。

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アイスフック

ice fook

アックスのピックのような形をしたプロテクション。
スクリューをねじ込めない薄い氷や、細いクラック内の氷に打ち込んで利用する。
支持力は低いものの、素早く設置できる。

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アイスハンマー

ice hammer

ヘッド部分にハンマーが付いているアックス。アイスクライミングで利用される。
ブレードの代わりにハンマーがついており、スノーバーなどの支点を打ちつける場合に使われる。

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アイススクリュー

ice screw

氷にねじ込んで利用する、アイスクライミングのプロテクション。
単にスクリューとも呼ばれる。
チューブ状の金属の先端が刃先になっており、高い支持力が得られる。
錆びやすいものもあるため、防錆剤等でのメンテナンスが必要となる。
回転させやすいようにハンドルがついたものもある。

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アイスクライミング

ice climbing

凍った滝や、氷結した壁・急斜面を登ること。
アイススクリューやボルト、アックスなどを利用して登る。
アックスを利用することで氷結していない岩壁部分があっても登ることができる。

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