スポーツクライミング

sport climbing

従来のフリークライミングから危険性を極力排除したもの。
人工壁でのボルダリングやリードクライミングや、信頼できる強固なボルトがあらかじめ打たれた自然壁でのクライミングを指す。
反対語は「トラディショナルクライミング」。

2020年の東京オリンピックから「リード・ボルダリング・スピード」の複合種目が
「スポーツクライミング」という名称で追加されている。

「sport」は単数なので本来の読みは「スポート」だが、日本では一般的に「スポーツ」と呼ばれる。

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ダイニーマ

ナイロンより高強度の合成繊維。ダイニーマはDSM社の商品名。
東洋紡がライセンス生産をしていたが、東洋紡のものは後に独自商標としてイザナスに変更されている。
水を吸わない・衝撃吸収・高耐久・軽量・などの特性を持ち、
ソウンスリングやヌンチャクなどのクライミングギアに使われる。
ケブラーと比較して、強度「高」・伸び率「高」・折り曲げ耐性「弱」・融点「低」。

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デシマルグレード

decimal grade

アメリカや日本でよく使われるグレード体系。
「5.10」のように、小数点を使って表される。
5.10⇒5.11⇒5.12のように難易度が上がっていく。
同じ5.10の中でもさらに細分化する場合もあり、
「5.10a⇒5.10b⇒5.10c」という順番で難易度が上がる。

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ピトン

piton

岩の割れ目に打ち込む金属製のプロテクション。
様々な形状・材質・サイズのものがあり、岩の種類・割れ目の形状によって使い分ける。

形状により、ナイフブレード、 ロストアロー、アングル、バガブーと呼ばれるものなどがある。

回収は可能だが、
打つと岩を傷つけるため他の方法や代用できるものが無いか考えてから使う必要がある。

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フットホールド

foot hold

足で使う(乗ったりひっかけたり)ためのホールド。
足で使うしかないような場所にあるホールドや、その課題において足で使う想定と思われるホールドを指す場合に使われる。
ホールド自体に用途の区別は無く、フットホールドと呼ばれていても手でつかんでよい。

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