アイスフック

ice fook

アックスのピックのような形をしたプロテクション。
スクリューをねじ込めない薄い氷や、細いクラック内の氷に打ち込んで利用する。
支持力は低いものの、素早く設置できる。

シェアする:

チョーク

chalk

滑り止めのために使われる粉。
炭酸マグネシウムが主成分で、滑り止めの松ヤニが添加されたものもある。
手の水分を吸収除去することによりヌメりを防ぎ、フリクションを高めることで滑るのを防ぐ。
チョーク自体に滑り止め効果はほとんど無い。

粉の飛散を防ぐため、袋状になったチョークボールに入ったものが多く、
それをさらにチョークバッグに入れて使う。

チョークの粉をアルコールに溶かした「液体チョーク」は
手に付けるとアルコールが蒸発してチョークが手に残る仕組みになっている。
アルコールが手の水分を蒸発させる効果もある。

インドアクライミングにおいては、チョーク飛散による空気汚染を防ぐために
液体チョーク以外の利用を禁止しているジムがある。

シェアする:

ハーネス

harness

体とロープを繋ぐための装具。
クライミングおいて「ハーネス」と言うとほとんどの場合はレッグループ付きの
シットハーネス(腰から太ももにかけて装着するもの)を指すが、
チェストハーネス(胸~肩)やフルハーネス(シットハーネスとチェストハーネスが合体したようなもの)もある。

シェアする:

アイゼン

steigeisen(独)

靴に装着するスパイク。クランポンとも呼ばれる。
積雪期の登山やアイスクライミングで利用する。
アイスクライミングで利用されるアイゼンは前爪が縦爪で刺さりが良く、横滑りしにくくなっている。
前爪は1本(モノポイント)・2本(デュアルポイント)のものがあり、両タイプを取り換えられるものや、
角度・長さを調節できるものなどがある。

前爪が横爪のものは縦走向き。
前爪が無いものや爪の数が少ない(6本・4本等)軽アイゼンとも呼ばれ、
通常の登山・縦走で使われる。

ドイツ語の「シュタイクアイゼン ( Steigeisen )」に由来した和製英語。
英語・フランス語の「Crampons」の日本語読みである「クランポン」とも呼ばれることがある。

シェアする: