ダイナミックビレイ

dynamic belay

クライマーの墜落時に意図的にロープを送り出し、クライマーやアンカーへの衝撃を緩和するビレイ技術のこと。
クライマーに衝撃がかかる瞬間(ビレイヤーが持っているロープが引かれる瞬間)に
ビレイヤーが前方に一歩踏み出すか小さくジャンプする。
タイミングが早いと逆に危険性が増すため、高い技術と経験が要求される。

ポンピングとも呼ばれる。

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中継ホールド

読み
ちゅうけいほーるど

それだけを掴んでも体を支えられないようなホールドで、その次のホールドをとりにいくために
のみ利用できるようなホールド。
デッドやランジでの途中で、体勢の修正や、体が壁から離れるのを防ぐために使われることが多い。

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テーピングテープ

taping tape

身体の保護・固定・サポートを目的としたテープ。
クライミングでは、指・手首・肘などの関節や腱のサポート・固定に使われることが多い。
本来の用途ではないが骨折時の固定や破損したギアの応急処置など幅広く使える。
固定を目的とした非伸縮テープ、稼働範囲制限や筋肉のサポートを目的とした伸縮テープがある。
テープの幅は様々で、使用する部位によって使い分ける。

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フィギュア4

figure 4

ホールドをつかんでいる側の腕に、逆側の足(右手でつかんでいるなら左足)をかけて、
もう片方の手で次のホールドを取りにいくムーブ。
フットホールドが無い場合などに使われる。

足をかける腕側のホールドはガバのような持ちやすいホールドでないと厳しい。
ガバがあれば他のムーブで解決できる可能性が高いため、
ボルダリングやリードで使われることは少ない。

アイスクライミングではアックスがしっかりと打ち込めていればガバと同じような状況になるため、
アイゼンを蹴り込めない場合などに使われることがある。

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フォロー

follow

2人以上のパーティで登る場合に、2番目以降のクライマーが上方からの確保を得て登ること。
最後のクライマーはギアを回収しながら登ることが多い。

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